J2リーグ第23節結果考察
(HOME勝=1、引分け=0、HOME負=2)
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①甲府-千葉
予想 0,2
結果 0
予想通りのロースコアの引分けでした。若干、千葉が押すかと思いきや意外に互角な展開に終始しました。前半千葉先制からの後半引分けは想定の範囲内でした。やはり、カウンター主体のチーム同士の戦いにおいてはこういった混戦になるゲームが多い印象でした。チームの順位もほぼ同じで今後に関して言えば、お互いに勝ち点3を取り逃した印象が残るゲームとなりました。
②琉球-長崎
予想 2
結果 2
やはり、チームの勢いの差と琉球の失点率の高さがここに現れました。AWAYでありながら、長崎が予想通り勝ち切りました。ポゼッション主体の琉球に対して、カウンターが得意な長崎が戦術的な有利さを生かしてそのまま結果に表れた試合結果となりました。やはり、前線にJ1クラスのタレントを要する長崎の攻撃力は迫力があります。ゲーム観戦の際には、その部分は魅力的に感じます。
③群馬-栃木
予想 0,2
結果 0
ここもスコアレスドローの予想が的中しました。予想の通り、ロースコアの守備的な一戦となりました。比較的予想しやすい結果となりました。北関東ダービーでお互いが負けられない状況の中、硬直したゲーム展開となってしまいました。また、お互い降格圏に近い位置にあり、ここでの敗戦は降格につながる可能性もあり、相手に勝ち点3を与えなかった点は両チームにとってプラスになる結果となりました。
④東京V-岩手
予想 1,2
結果 0
予想外の引分けでした。試合展開は予想通り、両チームが得点の取り合いになるところまでは予想通りでした。ただ、後半40分過ぎに立て続けに岩手が得点することは予想できませんでした。過去の傾向から東京Vは良い面でも悪い面でも後半間近やロスタイムに大きくスコア変動がある印象があります。試合を観戦する際は東京Vの試合終了間際の展開は注目する点になると思います。
⑤秋田-大宮
予想 1,0
結果 2
この試合も展開はロースコアまでは想定できましたが、押されていた大宮が勝利までは予想できませんでした。展開的には秋田がシュート数でも上回り内容的には上回っていたので、ここは予想が難しいところでした。
総評
5試合の内、3ドローと引分けが多く、J2らしい結果となりました。J2の傾向として比較的負けないサッカーをするチームが多く、守備的なカウンター主体のチームが多い傾向があります。また、カウンターもロングボール主体のキックアンドラッシュの様な、古典的なサッカーが多いので、そこはまた、J1との違いの魅力になると思います。華麗なパス回しの様なものはJ1に比べて見劣りしますが、体と体のぶつかり合いと言った、フィジカル面でのぶつかり合いはJ2サッカーの魅力に思えます。