天皇杯第3回戦見どころ(その②)
(HOME勝=1、引分け=0、HOME負=2)
①福岡-岩手 1
波乱度 D(A~Eまでの五段階評価)波乱大A⇔波乱小E
HOME勝60%、引分け30%、HOME負10%
福岡勝ちと予想します。前節の福岡は清水に対して3-1と敗戦しましたが、内容的には悪くありませんでした。前半早々に失点をし、通常のシステムを崩され、2点目は清水のレベルの高いヘディングでの失点と失点内容的には仕方がない部分が多かったためです。得点も1点とはいえ、チャンスも多く作っており、岩手相手であれば、確実に得点ができると予想します。相手の岩手は徳島相手に1-0で勝利したものの、内容的には良いとは言い切れず、ここは福岡勝ちの一択とします。
②FC東京-長崎 1,0,2
波乱度 B
HOME勝40%、引分け20%、HOME負40%
このカードは正直全く読めない内容になりました。前節のFC東京は湘南相手に2-0と完封負けをして不安が残る内容になりました。ただ、相手の湘南のプレスが素晴らしかった面もあり、相手が格下のJ2の長崎であれば個人技で得点できる可能性がもあると思いますが、前節の内容だと失点する可能性もあり、全く展開が読めません。対する長崎は群馬相手に2-0と勝利しておりますが、こちらも長崎が良かったというよりは群馬の守備に課題があった側面が強く、J1のFC東京相手に同じような展開が望めるとは思えませんので、展開が読めませんでした。
③神戸-山口 1,2
波乱度 C
HOME勝50%、引分け10%、HOME負30%
絶不調の神戸勝ちと予想します。前節では柏相手に3-1と敗北し、やはり守備の不安定さを露呈しました。しかし、攻撃面ではさすがの部分を見せ、1得点以上に得点力がある部分を見せつけました。対して、山口は東京V相手に3-0と敗北しましたが、点差以上に内容は悪くないとみます。理由としては、やはり、前半20分でDFが退場を出し、そこから崩れた内容であったためです。退場が出るまでは前線からのプレスが良く、東京Vを上回る内容でした。よって、ここでは神戸と山口勝ちの両方を予想とします。
④浦和-群馬 1
波乱度 E
HOME勝70%、引分け20%、HOME負10%
この試合は浦和勝ちの鉄板試合になると予想します。浦和は前節で名古屋相手に3-0と圧勝しており、内容的にはあと2~3得点できる位の得点機がありました。対して、群馬は長崎に対して2-0と完封負けを喫しており、内容的にも良い点が見当たらなかったため、ここは浦和勝利とします。ただ、圧勝にしても浦和もそこまで内容が良かったわけではなく、名古屋に課題があった面がありますが、前節の群馬はそれ以上に守備内容に課題があったため、浦和勝ちとしました。
⑤川崎-東京V 1
波乱度 E
HOME勝70%、引分け20%、HOME負10%
鉄板の川崎勝ちと予想します。前節の試合内容的にもやはり川崎の得点力と守備力といった総合力はJリーグでは一つ抜けている印象でした。東京Vは山口相手に前節3-0と圧勝しておりますが、内容的には前半早々の相手の退場に助けられた部分が多く、内容的にはそれ程良いイメージはありませんでした。ここは、実力差から川崎の勝ちのシングルとします。
まとめ
波乱度 D
浦和と川崎のカードは鉄板勝利予想とします。ただ、FC東京と神戸に関しては対戦相手的にも波乱が起きそうな予感がします。特に、FC東京の相手の長崎は前節の内容が良く、J2でも上位の実力があるため、今のFC東京とはそれ程実力差がある様には見られませんでした。