J1リーグ第18節見どころ(その②)
(HOME勝=1、引分け=0、HOME負=2)
①川崎-磐田 0,2
波乱度 A(A~Eまでの五段階評価)波乱大A⇔波乱小E
勝敗予想 HOME勝30%、引分け30%、HOME負40%
磐田はカウンターから機会があれば上手く得点を奪うことができ、また、先制すれば守り切るゲームプランが得意なためです。逆に川崎は直近の試合で攻撃陣がかなり不調に見受けられました。札幌戦こそ5得点を上げていますが、逆転ゴールを奪ってから立て続けに得点しただけで、硬直したゲーム展開での打開力に欠ける印象を残しました。ただ、硬直した展開での引分けも含めて磐田勝ちとの予想にします。
②神戸-浦和 1,0,2
波乱度 C
勝敗予想 HOME勝30%、引分け30%、HOME負40%
両チームとも状態が良くないだけに展開が予想できませんが、天皇杯の内容から浦和勝ちとします。浦和は群馬に敗北こそしましたが、内容的には上回っていました。逆に神戸は山口に勝利こそしたものの、内容的に倍の16本のシュートを打たれ、守備の面に課題を感じました。ただ、浦和は引分けの数が異常に多いので、展開が読めずどのパターンも十分あり得ると考えます。
③京都-湘南 1,2
波乱度 C
勝敗予想 HOME勝40%、引分け30%、HOME負30%
共に平均得点が低いため、ロースコアゲームの末、ドローの可能性もありますが、ここは京都が最少得点差で勝ち切ると予想します。ハイプレス戦術の湘南に対して、カウンタ―戦術の京都は相性的に京都に分があると判断しました。ただ、前線から上手くボールを奪えれば湘南にも勝機はあるとみて両チームの勝利予想とします。
④鳥栖-FC東京 1,0
波乱度 E
勝敗予想 HOME勝50%、引分け30%、HOME負20%
鳥栖は天皇杯での熊本との試合が非常に内容が良かったです。試合展開的には先制し、中押し点を奪い、最後まで逃げ切ると非常に安定感がある試合運びでした。逆にFC東京は長崎に先制され、最後は延長の末、敗れると内容的に不安が残りました。過去の相性も含めてここは鳥栖勝ちと引分けと予想します。
⑤仙台-山形 1,2
波乱度 C
勝敗予想 HOME勝50%、引分け20%、HOME負30%
共に得点力の高いチーム同士の戦いになり、仙台が打ち勝つと予想します。仙台は前節の天皇杯でもJ1でも好調なC大阪相手に先制し惜しいところまで追いつめているためチームの状態は良いと判断します。しかし、仙台は失点も多く、山形が打ち勝つ可能性も十分にありえますので、ここは両チームの勝利と予想します。
まとめ
波乱度 A
今節は波乱が起きそうなゲームが多いと予想します。特に川崎は直近攻撃力に陰りが見えており、得点力に深刻な課題がある様にみえます。また、山形に関しても仙台が平均失点が高く、山形の得点力が高いことを考えると投票率に比べて山形が勝利する可能性は高いと思います。大番狂わせが期待できる試合が多いため、ハラハラした面白いゲームが多くなりそうです。