J1リーグ第18節結果考察(スコア編)
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①横浜FM-柏
スコア予想 3-3
結果 4-0
前半30分までに立て続けに横浜FMが3得点し、一気に勝敗が決しました。横浜FMはゲームの最初から攻撃的で3得点後も攻め続けました。一方の柏は序盤から引き気味のカウンター狙いで3失点後も戦術変更はありませんでした。さすがに後半からは多少前に出ると思われましたが、前半からの変化は見られませんでした。柏に関しては守備と攻撃に関して、次節以降不安が残る内容に見えました。
②名古屋-鹿島
スコア予想 0-2
結果 1-1
ゲーム展開的にはほぼ互角の内容に見えました。しかし、鹿島はVARでゴールが取り消されるなどの不運もあり、結局はPKによる1失点で同点で終えました。鹿島に関しては、同点でもなお、内容はそこまで悪く見えず、次節以降も好調をキープしてきそうな雰囲気がある一方で、名古屋に関しては、PKで同点には追いつきましたが、次節以降の展開に関しては不安が残る展開となりました。
③C大阪-清水
スコア予想 2-1 or 3-1
結果 1-1
C大阪がシュート22本と圧倒しゲームを支配しましたが、オウンゴールの失点で結局は同点で終了しました。内容的には、C大阪の圧勝なので、予想していた通りの展開ではあったが、運的な要素で結果が引分けになった感じでした。C大阪は相変わらずの攻撃陣と守備が好調をキープしている一方で、清水に関しては守備もプラスして攻撃も課題が見られる内容であったので、次節以降は厳しい戦いが予想されそうです。
今後の展開
想像以上に一方的になった試合や、意外な結果が訪れた試合が多い傾向になりました。横浜FMと鹿島とC大阪に関しては、やはり順位通りの好調さをキープしており、今後も有利に戦いを続けていきそうな傾向が見えました。一方、下位の名古屋と清水に関してはこちらも順位同様の低調さが目立ち、今後の戦いも厳しいイメージになりました。特に心配なのが柏で、リーグ順位は比較的高いところにおりますが、今節の内容では攻撃陣が想像以上に調子を下げてきており、攻撃も守備からのつなぎが上手くいっていないため、引きずられて得点力も低下しそうな感じが残りました。リーグ戦もまだ、中盤なので、この暑い夏が一番厳しい戦いになりますが、このシチュエーションこそがベンチ層の厚さも含めて、本当のチームの実力が現れる時期なので、今後は順位変動も増え、面白い展開が予想されます。