J1リーグ第18節結果考察(その①)

J1リーグ第18節結果考察(その①)

(HOME勝=1、引分け=0、HOME負=2)

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J1リーグ第18節見どころ(その①)

①横浜FM-柏  

予想 1,2

結果 1

横浜FMの一方的な展開に終始しました。戦前の展開ではもう少し競ると思っていたいので意外でした。横浜FMは通常通りの超攻撃的スタイルを終始貫いた形が良いい方向に出ていました。一方の柏は前半30分で3失点してもなお、ブロックを敷き続け、大量失点後もスタイルを変更していませんでした。前半30分時点で大量点差になった場合は、変更なしだとどうしても得点が取れません。正直、柏の守備は横浜FMの攻撃陣を上手くつかみ切れておらず、修正もされませんでした。柏のあの中盤からDFラインの間の守り方だと今後にかなり不安を残しそうです。

②福岡-広島  

予想 0,2

結果 2

前半は1-1の同点で迎え、ほぼ互角の展開でした。互いに守備から入るサッカーで集中がとれており、隙の少ない展開でした。ただ、後半30分の広島の先制で福岡は逆転されたことで、やはり点を取りにいかなければいけない展開になり、追加点を奪われました。広島は最後まで運動量が落ちず、組織的な良いディフェンスと切れのあるカウンターで今後に期待が持てそうです。また、敗れた福岡も3失点はしましたが、ディフェンスの安定度は残っているので次戦は期待が持てる内容になりました。

③札幌-G大阪   

予想 1,0,2

結果 1

最終的にシュート数で大幅に相手を上回った札幌が僅差の1-0で勝利しました。札幌はシュート数で20本と相手のG大阪の5本を大幅に上回り、終始ゲームを支配していました。G大阪は攻められ続けている間に、ゲームテンポを変えることができず、ずるずるとやられてしまった印象です。札幌に関しては、勝つには勝ちましたがもっと点が取れる内容であったので、そこら辺が次のゲームでどの出るか課題が残りそうです。また、G大阪も失点率が高いことから今後も厳しい展開が続きそうな印象に終わりました。

④名古屋-鹿島   

予想 2

結果 1

鹿島が先制しながらもPKで追いつかれ同点で終えました。ゲーム内容の数字的にはポゼッション、シュート数と名古屋が上回っておりますが、内容的には鹿島が上回っていた印象でした。ゴールの取消やPKで名古屋は引分けを拾っており、スタッツが悪い中でも、ドロー以上に持っていける鹿島は今後も調子を維持していきそうな印象でした。名古屋は直近の守備的なイメージから、多少は攻撃に勢いが出てきておりますが、それも個人技頼みのパターンが多いため、あまり上昇ムードといった感じは見られませんでした。

⑤C大阪-清水   

予想 1,2

結果 0

こちらはスタッツでは圧勝していたC大阪がオウンゴールでドローとなりました。シュート数だけ見てもC大阪の23本に対して清水は4本と圧倒的な差となりました。前半終了時点では清水リードとはいえ、清水はシュートがほとんどないという珍しい状況でした。C大阪は内容的には好調ですが、この状態で1得点は最後のフィニッシュの部分に課題がある印象です。清水に関しては辛くもドローを拾いましたが、守備・攻撃共に課題があり、次節以降も厳しい試合になりそうです。

まとめ

順調なチームと不調なチームの差が明らかに出た試合が多かったです。特に、横浜FMと鹿島と言った上位陣は結果以上に安定した試合運びを見せていました。逆にG大阪や清水といった下位に低迷しているチームはあまり変わり身のない内容で、次節以降も厳しい印象を残しました。一番、心配なのは柏で、あの内容だと今後の戦いはなかなか勝ち点を積み上げるのが難しそうな印象でした。次節以降での戦いでどの様に修正していくのかが見ものになりそうです。

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