天皇杯第3回戦結果考察(その①)
(HOME勝=1、引分け=0、HOME負=2)
見どころ記事はこちら
①湘南-磐田
予想 1,2
結果 2
磐田勝利となりました。複数得点を予想していた湘南は無得点に終わりました。内容だけ見れば湘南のシュート数10に対して、磐田は7本で湘南が優勢にゲームを進めていた内容でした。しかし、前半早々の磐田の得点で磐田が守りに行った結果がこのゲーム内容であり、結果が異なれば内容も異なっていたゲーム展開でした。やはり、先制時の磐田は強い内容でした。
②清水-京都
予想 1,2
結果 2
守備で勝る京都勝ちでした。やはり、清水は前半早々に得点ができるかできないかでゲーム展開が異なるチームの特徴がでました。取れる時は複数得点ありますが、取れない時は無得点といった典型的な流れで進みました。また、清水の無失点の少なさも、もろに出たゲームとなりました。
③鳥栖-熊本
予想 1
結果 1
前半早々に熊本が先制した場面では、想定外でしたが、その後の3得点でゲームをひっくり返す部分に今シーズンの鳥栖の強さが現れたゲームになりました。熊本もゲーム自体は劣勢の中、2得点を返して意地を見せる展開になりました。
④名古屋-金沢
予想 1,2
結果 1
金沢勝ちを予想したカードでしたが、終わってみればやはりJ1の名古屋が上位カテゴリーの意地を見せつけて順当勝ちしました。ただ、内容的には後半のPKの1得点のみであったので、展開次第では金沢にワンチャンありそうな流れだっただけに金沢としては少しおしい結果となりました。
⑤C大阪-仙台
予想 1,0
結果 1
こちらも上位カテゴリーの意地を見せてJ1のC大阪の順当勝ちの結果となりました。ただ内容的にはほぼ互角で、仙台が先制した場面では、あわや大番狂わせかと思わせる内容でした。しかし、先制を許してからの3得点と勝利にこだわる姿勢が見えたC大阪の底力はさすがでした。ただ、最後、仙台が2点目を返したときにはまだドローの気配もあっただけに、もう仙台としてはおしい結果となりました。
総評
上位カテゴリ―のJ1勢が順当に勝ち進んだ固い結果となりました。意外にドロー試合が一つもなかったことが意外でした。やはり、トーナメント戦は一発勝負であるため、積極的に行くチームが多かったことが要因に挙げられます。それにしても、磐田の先制からの守りきりはもはや必勝パターンの域に近づいてきており、磐田に対しては先制点を奪うことの重要性が増してきている様に感じます。今カードの結果が次回のリーグ戦にどの様に影響してくるかが楽しみな展開となりました。